「PIKA.PIKA-TOTTORI SAN-IN TERRACE」オープニングイベント
先週の日曜に、鳥取砂丘にて「PIKA.PIKA-TOTTORI SAN-IN TERRACE」という企画のオープニングイベントがあった。PIKAPIKAというのは、暗闇の中でカラーライトを動かし、その軌跡を写真に撮り、複数枚の写真をつなげてアニメーションにするというもの。今回は山陰ジオパークの関連とかなんとかで、鳥取砂丘や岩美海岸を使ってPIKAPIKA作品を作るとのこと。
PIKAPIKA作品は以前にYouTube等で見たことがあったので、それが鳥取にくるということで参加してきた。
オープニングイベントでは、鳥取砂丘でPIKAPIKAの撮影および馬の背という砂丘の丘をスクリーンにしたPIKAPIKA作品上映会が行われた。
あいにくの曇り空、小雨もぱらついていたが、イベントは砂丘にて行われた。晴れていたら砂丘の夕日の絶景や満点の星空が見れただろうに、ちょっと残念。
馬の背の下あたりに、有志の参加者約200人が集まり、日が落ちて暗くなるのを待ってPIKAPIKAの撮影が開始された。練習では「飛び跳ねる魚」のアニメーションをみんなで描いた。本番は、太古の世界地図から今の世界地図への変遷を光で描いた。魚はそれぞれの感覚で描くことができたが、世界地図は下絵が決まっている上に、砂丘という広場場所での撮影、さらに他の人が描いたラインと繋げなければならないためかなり難しかった。
時間が押していたため、少し撮影を省略するなどのアクシデントはあったものの、その後馬の背を巨大スクリーンに見立てて、既に何箇所かで撮影されている映像をつなぎあわせた「PIKA.PIKA-TOTTORI SAN-IN TERRACE」のダイジェスト作品の上映が行われた。こちらは公式サイト等で見られるもよう。
この企画は9月まで続き、最終的に仕上げた作品をファイナルイベントでまた公開するということらしい。アートイベントはあまりない鳥取で、こういう企画が行われているというのは嬉しい。