鳥取わったい

鳥取とその周辺の観光、お店情報なんかを書いて行こうかなーと。

智頭 板井原集落 / カフェ「野土香」

田舎の鳥取の中でも山奥の町である智頭のさらにずっと山奥。そこと知っていなければたどりつけないような奥地に板井原集落はある。古き日本の姿を残す集落ということで、古民家の保護、再生が行われ、いまではひとつの観光スポットとなっている。

本当に山奥で、杉林の中の細い細い山道を延々とたどっていくと集落が突然現れる。平家の落人の里かとも思ったけど、そういうオドロオドロしさはなく、流れる川や茅葺きの屋根がとても綺麗な村だった。

5月という季節もよかったのかもしれないが、山の新緑がたたずむ古民家に映え、まるでジブリ映画に出てきそうな風景だった。

村内を流れる川は少し整備されていたが、聞きなれないカエルの鳴き声が聞こえていた。はっきりとはわからないが、「カジカガエルじゃないかな」とのことだった。


本当に素朴な古い田舎の村なのだけれど、観光地化されているということで、村内にはカフェの野土香と、レストランの火間土という2件のお店がある。どちらも古民家を改装したお店で、一見するとお店だとは気づかないくらいの穏やかな佇まい。

今回はカフェ野土香の方へおじゃました。

店内は囲炉裏もある板の間。囲炉裏端に席があり、別にもうひとつ大きなテーブル席、そして川を望む窓に向かってカウンター席が設けられていた。木造の古民家なのに、とてもすっきりとしていて、古いのに古臭い感じがしない。カウンター席に座ってケーキセットを注文。

注文してから少々時間がかかったが、お店は一人で切り盛りしていたので、焦らず、田舎の空気に合わせてのんびりと待った。そしてカウンター席で川のせせらぎを聞きながら、ふわふわのシフォンケーキを頂いた。飲み物はコーヒー、紅茶などの定番の他、煎茶、そして果物から作るオレンジジュースなどもあった。

2階はギャラリーになっていて、布製の鞄などが展示販売されていた。


こんな山奥だから人も来ないんじゃないかと思っていたけど、私達がいた数時間の間にも、お店や村に何人か観光客らしき人たちが来ていた。カフェの近くに車は停められるが、村への入口の分岐道辺りにある駐車場に車を止め、山沿いの遊歩道を歩いて村に入ってみるのもいいかもしれない。

本当に自然と古民家しかない場所だけれど、田舎者の自分でさえ、こんなにまったりとした田舎はないと思うほどの田舎だった。それでいて、観光地かされているからか田舎町特有の廃れた感じがなく、人の姿はほとんど見かけないのに、不思議と明るい印象の村だった。


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鳥取ブロガーツアー

こんなの見つけました。鳥取県が主催してブロガーを招き?、記事を書いてもらうという企画があったらしい。

鳥取県が主催した「鳥取ブロガーツアー」に参加したブロガーたち(ブラブラぶろが〜ず)が執筆した旅記事のまとめです
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「鳥取ブロガーツアー」日本一危険な国宝・投入堂に登ったり砂丘を歩いたり牛骨ラーメン食べたり! - NAVER まとめ

わったいあっとろし

鳥取とその周辺に関する記事を書くためのブログとして作ってみた。観光、イベント、お店情報なんかを書けたらなーと思ってます。

  ちなみに「わったいあっとろし」は、鳥取東部の方言で、「わったい」は「すごく」、「あっとろし」は「びっくりした」とか「恐ろしい」と言った意味。たぶん「恐ろしい」>「おとろしい」>「あっとろし」ということかなと。

 タイトルは慌ててつけたので、今後変わるかもしれませんが。